Google for Nonprofitsの申請で「団体との関係を確認できない」と通知された場合、団体そのものが非営利団体として否認されたとは限りません。Goodstackは団体の非営利資格と、申請者がその団体に関係する人物かを別に確認しています。まず通知文を読み、どちらの確認で止まったのかを分ける必要があります。

通常の申請は、Google for Nonprofitsから始めます。Googleが申請時の情報をGoodstackへ送り、Goodstackから追加確認のメールが届く流れです。審査に落ちた後であっても、最初からGoodstackへ直接登録し直すことが公式の標準手順ではありません。

確認事項は三つに分けます。団体の非営利資格と申請者の所属関係を分け、現在の申請状態も確認します。否認後は、同じ情報を繰り返し送る前に、再審査と新規申請のどちらが必要かを未完了の作業から判断します。

最初に団体資格と申請者の所属確認を分ける

否認メールに書かれた理由によって、確認先と次の操作は変わります。「審査に落ちた」という結果だけを見て再申請すると、同じ理由で止まりやすくなります。

通知・状態意味次に確認すること
審査中GoodstackまたはGoogleが確認しているメールの未対応事項とGoogle管理画面の状態
非営利資格を確認できない団体の法的地位や活動内容を確認できていない日本の対象法人、法人名、登録情報、要求された書類
団体との関係を確認できない申請者が団体を代表して申請できるか確認できていない申請メール、公式サイト、所属を示す書類
プログラムの対象外団体の活動分野などがGoogleの要件に合わないGoogleの参加資格と対象外条件
申請の失効メール確認や書類提出などを30日以内に完了していない未対応だった項目を整えて新規申請

Googleは、Goodstackによる確認の多くを3〜5営業日、Google for Nonprofitsアカウントの申請全体を2〜14営業日で審査すると案内しています。一方、Goodstackの申請状況ヘルプは72時間を標準の処理時間としています。確認する範囲が同じではないため、短い方を承認期限として扱わない方が良いです。

申請から72時間を過ぎても結果が届かない場合は、すぐに重複申請を作りません。申請に使ったメールの受信箱と迷惑メールを確認し、Google for Nonprofitsの管理画面に表示される状態を見ます。Goodstackの確認依頼は verifications@mail.goodstack.org から届くとGoogleが案内しています。

通常申請はGoogle for Nonprofitsから始める

Google for Nonprofitsを利用するための団体確認は、Google側の申請画面を起点に進みます。GoodstackはGoogleから団体情報と申請者情報を受け取ります。その情報を使い、法的地位・非営利性・公益性に加えて申請者の所属とパートナー要件への適合を確認します。

通常は次の順番です。

  1. GoogleアカウントでGoogle for Nonprofitsへアクセスし、申請を開始します。
  2. 団体情報と申請者情報を入力し、申請を送信します。
  3. Goodstackから追加情報や書類を求めるメールが届いたら、記載された方法で対応します。
  4. Google for Nonprofitsの管理画面と申請メールで結果を確認します。

Goodstackのアカウントは、他社の非営利割引や寄付受取など別の用途でも使われます。ただし、Google for Nonprofitsの通常申請を進めるために、Googleとは別のGoodstack申請を先に作る必要があるとは案内されていません。二つの申請を並行して作ると、どのメールアドレスと団体情報を審査しているのか分かりにくくなります。

所属確認では業務メールと公式サイトを見直す

団体との関係を確認できない場合は、申請者のメールアドレスと団体の公開情報から確認します。Goodstackは団体ドメインと一致する業務メールでの申請を推奨しており、所属確認を早めやすいと説明しています。

個人のGmailなどで申請したことだけで、自動的に否認されるわけではありません。Goodstackも、個人メールが必ず審査結果へ影響するとは限らないと案内しています。業務メールへ変更する場合は提出済みの申請を書き換えず、新しい申請を作ります。

公式サイトがある場合は、申請した法人名とサイト上の団体名が一致しているかを確認します。団体概要や所在地、連絡先と役員・担当者の情報が第三者にも分かる状態だと、所属確認の手掛かりになります。これは公開情報だけで承認されるという意味ではなく、追加書類が必要になる場合もあります。

団体ドメインのメールをまだ使えない場合は、個人メールのまま何度も申請するより、Goodstackから届いた確認方法へ対応します。オンライン上の情報だけで関係を確認できない団体には、公式書類を求める場合があると説明されています。

追加書類は届いた依頼の要件を優先する

所属確認で書類を求められた場合は、メールに記載された提出先と要件を先に読みます。Goodstackの一般的な書類案内と、否認後の再審査案内では、推奨される組み合わせの表現が一致していません。すべての申請で同じ3点が必須だと決めつけない方が安全です。

現行の所属確認用ヘルプでは、団体作成書類から1点以上、銀行発行書類から1点以上を提供すると確認を進めやすいと案内しています。団体作成書類には、定款や理事会議事録のほか雇用契約書・ボランティア確認書などがあります。銀行書類として案内されているのは、団体の正式名称が記載された銀行取引明細書です。

書類は原本のPDFで、黒塗りなどの編集をしていないものが求められます。団体作成書類は署名、団体の正式名称、必要に応じて申請者の氏名が必要です。書類の日付や銀行書類の形式にも条件があるため、手元にある登記事項証明書だけで所属まで証明できるとは限りません。

否認後の再審査ページでは、団体名を確認できる銀行書類を挙げています。所管官庁などの署名や印がある規程類と、雇用関係を示す契約書・身分証明書も例示されています。提出前にGoodstackのデータ処理条件を確認し、メールから案内された公式フォーム以外へ送らないようにします。

再審査と新規申請は否認理由で使い分ける

所属関係を確認できない、または活動分野が不明確という理由で否認された場合は、Goodstackが案内する再審査フォームから追加情報を提出できます。個人メールのまま審査を受け直すのか、業務メールで新しく申請するのかを先に決めてください。

団体がGoogle for Nonprofitsの参加資格を満たさないと判断された場合は、Googleの参加資格を確認して原因を修正します。その後、Google for Nonprofitsへログインし、「新しいリクエスト」から申請します。Goodstackへの所属書類だけを追加しても、Google側の対象条件は変わりません。

メールや所属関係の確認、追加書類の提出を求められたまま30日が経過すると、Goodstackの案内では申請が失効します。この場合も、未対応だった項目を整えてから新しい申請を始めます。審査中に同じ団体とメールアドレスで重複申請を増やすことは避けた方が良いです。

再申請前に五つの順番で確認する

審査結果を変えるには、否認された理由に対応する情報を追加する必要があります。再申請ボタンを押す前に、次の順番で整理してみてください。

  1. GoogleとGoodstackから届いたメールを読み、団体資格、所属確認、対象外、失効のどれに該当するかを確認します。
  2. Google for Nonprofitsの管理画面で、申請が審査中か否認済みかを確認します。
  3. 所属確認であれば、申請メールと団体ドメイン、公式サイトの法人名と連絡先を照合します。
  4. 追加書類が必要なら、届いた依頼の形式と提出先に合わせて準備します。
  5. 否認理由に応じて、Goodstackへの再審査依頼かGoogleでの新規リクエストを選びます。

最初に行うのは、Goodstackへ別の団体登録を増やすことではありません。申請時に使ったメールで verifications@mail.goodstack.org からの連絡を検索し、Googleの管理画面に表示されている状態と照合します。そこで止まっている確認事項が分かれば、再審査と新規申請のどちらが必要かを判断できます。